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2004.10.26

地震の話

台風や地震などこのごろはあちこちたいへんなのだが
かなり複雑な思いをしている。

僕は95年の1月に阪神大震災に遭ったのですが
当時、神戸市灘区に住んでいてそれこそえらい目にあいました。
たまたま無事だった車にのってたまたま無事だった道をとおり
避難して、今日無事に生きている。
いまだにタンスのある部屋では怖くて寝られないので
揺れのトラウマは大きいなと思う。

神戸の少し北側、兵庫県三田市というところに
「人と自然の博物館」という立派な県立の施設があり、
ここに阪神大震災の揺れを再現したジオラマ(模型)が展示されています。
ボタンを押すとぐわんぐわんと揺れて断層が現れるリアルなもので
僕はこれを見ると当時の揺れが甦ってきて気持ち悪くなる。
子供たちは面白がって何度もボタンを押しますが、
僕は気分が悪くなって何度も見ていられません。
ジオラマは縦揺れと横揺れを複雑に起こして、嫌になるくらいよくできています。

今回の新潟地震も、あの時と同じ震度7に相当するというニュースや
体育館に避難している映像を見るとたまらなくなる。
揺れのショックで亡くなる人がいると聞き、同じ思いをしているんだなあと思う。
地べたが不意に揺れるというのは想像以上のストレスなのです。

僕は、自分のこともできないのに他人の支援などできない、という考え方なので
どんな募金活動などにもいまでも賛同しませんが、
それでもニュースなどで被災地の惨状を見聞きすると“頑張れよう”と思う。
それにTVや新聞の報道は、現地の様子を必ずしも的確に伝えていないようにも感じます。
身内や財産をなくした喪失感を抱えて、余震で揺れるたびに怯えている現場は
ほんとはもっとたいへんなんだ、とニュースを見るたび思います。
世間から断絶されたような感覚にとらわれるんです。

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